ナチュラル

精選版 日本国語大辞典 「ナチュラル」の意味・読み・例文・類語

ナチュラル

[1] 〘形動〙 自然であるさま。
新体詩及び朗読法(1896)〈外山正一〉「万葉の歌は思想及び感情を『ナチュラル』に云ひ表はしたものでありますが」
[2] 〘名〙 音楽で、変化記号をとり消して、音符の音を本来の高さにもどす記号のこと。の記号が用いられる。本位記号

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デジタル大辞泉 「ナチュラル」の意味・読み・例文・類語

ナチュラル(natural)

[名・形動]
自然であること。天然であること。飾り気誇張のないこと。また、そのさま。「ナチュラル素材」「ナチュラル生き方」「ナチュラルメーク」
音楽で、変化記号を取り消し、もとの音に戻すための♮の記号。
[類語](1自然無為素朴有るがままもっとも

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デジタル大辞泉プラス 「ナチュラル」の解説

ナチュラル

1984年製作のアメリカ映画原題《The Natural》。監督:バリー・レビンソン、出演:ロバート・レッドフォード、ロバート・デュバル、グレンクローズ、キム・ベイシンガーほか。

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世界大百科事典(旧版)内のナチュラルの言及

【変化記号】より

…基本音階(ハ長調音階つまりピアノの白鍵に相当)に含まれる音を幹音(かんおん)または本位音といい,これを半音一つまたは二つぶん変化させた音を派生音(変化音,変位音とも)という。変化記号には幹音を半音高くする嬰記号(シャープsharp ♯),半音低くする変記号(フラットflat ♭),半音二つぶん高くする重嬰記号(ダブル・シャープ ),半音二つぶん低くする重変記号(ダブル・フラット ♭♭),それに以上のすべての変化記号の効力を消して派生音を幹音に戻す本位記号(ナチュラルnatural ♮)の5種がある。 変化記号の役割には調号と臨時記号の二通りがある。…

※「ナチュラル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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