ナタリー サロート(英語表記)Nathalie Sarraute

20世紀西洋人名事典 「ナタリー サロート」の解説

ナタリー サロート
Nathalie Sarraute


1902.7.18 - ?
フランスの小説家。
イワノボ(ロシア)生まれ。
ユダヤ系染料工場主の娘として生れ、両親離婚に伴い、亡命した父親のもとであるパリ幼児の時に移住した。母親も多くの小説を発表している。ソルボンヌ大学英文学オックスフォード大学で歴史、ベルリン大学で社会学を学んだ後パリ大学を卒業し、夫レーモンと共に弁護士になり、1939年まで続けた。ヌーボー・ロマンを代表する小説家の一人である。主な作品に「トロピズム」(’39年)、「プラネタリウム」(’59年)等があり、「黄金果実」(’63年)ではフォルメントール賞を受賞した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ナタリー サロート」の解説

ナタリー サロート

生年月日:1902年7月18日
フランスの女流小説家
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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