日本大百科全書(ニッポニカ) の解説
ナイアガラ・フォールズ(アメリカ合衆国)
ないあがらふぉーるず
Niagara Falls
アメリカ合衆国、ニューヨーク州西部のナイアガラ川に臨む都市。人口5万5593(2000)。ナイアガラ滝に近いことから、古くから観光・行楽都市として発展し、鳥獣保護公園など州立公園も多い。また、工業の発達も目だち、電気化学、電気冶金(やきん)関連企業の進出が多い。1890年にスタートした水力発電所は世界最古の一つである。1892年、ナイアガラ・フォールズとサスペンション・ブリッジの2村が合併してナイアガラ・フォールズ市が誕生、ナイアガラ川を挟んで、カナダのオンタリオ州の同名都市と対向する。ナイアガラ大学の所在地。
[作野和世]
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