ドルンビルン(英語表記)Dornbirn

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ドルンビルン」の意味・わかりやすい解説

ドルンビルン
Dornbirn

オーストリア西端部,フォラルルベルク州の都市。ボーデン湖に近く,ブレゲンツの南,ライン川の流域に含まれる。9世紀末に歴史に登場,1380年以降オーストリアに属する。伝統的な繊維工業地帯の中心都市で,繊維のほか醸造機械鉄工木工,プラスチック加工などの工業も立地する。国際貿易見本市も毎年開催される。 15世紀の鐘楼をもつ新古典主義様式の聖堂をはじめ,由緒ある建物が残存する。人口4万 881 (1991) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android