精選版 日本国語大辞典 「ドミノ」の意味・読み・例文・類語
ドミノ
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牌(はい)を用いて行うゲーム。ドミノの歴史は比較的新しく,17世紀ごろ中国で発明され,18世紀の中ごろにヨーロッパに輸入されたのではないかといわれている。ゲームに使用する牌は,図1のようにダイス(さいころ)を二つつなぎ合わせた長方形をしていて,その牌(ドミノあるいはボーンなどという)の数は,ふつう全部で28個が1組である。たとえば5-6,6-5というように,同一の数字を組み合わせることはしない。白は数字のゼロをあらわす。6-6のように,同じ数同士がつながれている牌をダブルという。ドミノの名は,黒色の木でつくられていた初期の牌の裏面が,頭巾つきの黒い法衣(ドミノ)を思わせるところからきたともいわれる。ゲームのやり方は何種類もあり,変形が多すぎて代表的なゲームを決めにくいが,もっとも単純なドローゲームと呼ばれる2人ゲームを例にあげて説明する。牌を引き,その目の大小で先手を決める。ゲームの前に牌を全部伏せてよくかきまぜる。次にめいめいが7個ずつの牌をとり,自分の方に向けてテーブルに立てるか,相手にみえないように手の中に持つ。残りの牌はストックとしてそのままテーブルに置いておく。先手がまず手持ちの牌のなかから1個をテーブルの上に表向きに出す。相手はそのドミノの両側のどちらかの数字につながる自分の牌を出し,その数字につけて置く。つなぐことができる数字の牌が手の中にないときは,必要な牌が手に入るまでストックから引いてきて手の中に加えなければならない(ただしストックを全部とることはできず,2個だけは残すというルールが多い)。こうしてゲームを進めていき,先に手の中の牌を全部なくしたプレーヤーが勝ちである。このとき相手の手の中に残った牌の数字の合計点が勝者の得点となる。両者とも出せる牌がなくなったときは,手の中の数字の少ない方が勝ちである。
執筆者:松田 道弘
アメリカの黒人歌手,ピアニスト,作曲家。ニューオーリンズ出身で,この町独特の南国的雰囲気をもったピアニストとしてクラブで働くうち,1949年に録音した《ファット・マンThe Fat Man》がヒット,にわかに有名になる。その後55-56年に《ブルー・マンデーBlue Monday》《ブルーベリー・ヒルBlueberry Hill》などの大ヒットを放ち,ロックンロール・ブームの土台を作った。軽快なリズムに乗ったピアノと人柄の温かさがそのまま表れたボーカルは,長年にわたりアメリカやヨーロッパで広く愛され,ビートルズ出現前の時期,プレスリーについで2番目の数のヒット曲をもつ人気スターだった。
執筆者:中村 とうよう
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