トーキングエイド for iPad(読み)とーきんぐえいど ふぉー あいぱっど

知恵蔵mini の解説

トーキングエイド for iPad

会話筆談が困難な障害者のコミュニケーションを補助するiPadアプリ。バンダイナムコゲームスなど複数の企業と団体厚生労働省助成を受けて共同開発し、2012年に障害者支援機器メーカーのユープラスより発売された。画面上の文字や絵文字(言葉が定義されている)などをタッチして作成した文章を合成音声で読み上げたり、メールで送ったりすることができる。「テキスト入力版」(6900円)と「シンボル入力版」(6500円)があり、前者では文字と絵文字、後者では絵文字と画像を使って文章を作成する。これまでは専用機でのみ利用可能なサービスだったが、アプリの発売により、 iPad端末と合わせた価格でも従来の半値以下で利用できるようになった。

(2012-08-22)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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