トリプレット

精選版 日本国語大辞典 「トリプレット」の意味・読み・例文・類語

トリプレット

〘名〙 (triplet)
西洋音楽で、一つ音符を三等分して演奏すること。また、その音符。三連音符三連符
アミノ酸種類を指定する遺伝暗号コドン)をなす、核酸上における三つ一組の塩基の並び。〔ウイルス世界(1965)〕

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デジタル大辞泉 「トリプレット」の意味・読み・例文・類語

トリプレット(triplet)

3個のヌクレオチドの組。核酸における3個の塩基の並び。遺伝暗号となり、1個のアミノ酸に対応する。
音楽で、三連音符
トリプレットレンズ」の略。
集合住宅で、住戸が三つの階にまたがっているもの。→メゾネット

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カメラマン写真用語辞典 「トリプレット」の解説

トリプレット

 Tripletテーラー・ホブソンのテーラーが発明した3群3枚というシンプルな構成レンズ。これに1枚レンズを追加したのが テッサー である。

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栄養・生化学辞典 「トリプレット」の解説

トリプレット

 →コドン

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世界大百科事典(旧版)内のトリプレットの言及

【遺伝暗号】より

…暗号の単位をコドンcodonといい,核酸分子の隣接する3個の塩基の配列に対応する。通常この三つ組(トリプレットtriplet)は,塩基の頭文字をとったアルファベットの4文字(A,U,G,C)を三つ並べて表記する。A,U,G,Cはそれぞれ,アデニン,ウラシル,グアニン,シトシンを表し,1個のコドンは1個のアミノ酸または読み終りの信号(句読点のようなもの)に対応する。…

※「トリプレット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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