デービッド2世(読み)デービッドにせい(英語表記)David II

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「デービッド2世」の意味・わかりやすい解説

デービッド2世
デービッドにせい
David II

[生]1324.3.5. ファイフダンファームリン
[没]1371.2.22. エディンバラ
スコットランド王 (在位 1329~71) 。ロバート1世ブルースの子。幼くして即位したが,治世中,王位継承争い,イングランド王エドワード3世との戦争などで,フランス亡命 (33~40) 。 1341年帰国,イングランド侵入を企て,ネビルズクロスの戦い捕虜となり (46~57) ,その身のしろ金支払いをめぐって議会と対立するなど,国内に動揺が多かった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android