百科事典マイペディア 「デル・モナコ」の意味・わかりやすい解説
デル・モナコ
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イタリアのテノール歌手。フィレンツェ生まれ。幼時ペザロに移って同地の音楽院で声楽を学ぶ。1939年、ペザロのオペラの舞台に立ったが、正式のデビューは40年12月、ミラノのプッチーニ劇場における『蝶々(ちょうちょう)夫人』のピンカートン。第二次世界大戦直後のベローナ野外劇場で『アイーダ』のラダメスを歌って大成功。以後、ロンドンを皮切りに、南米、イタリア各地で活躍、51~59年にはニューヨークのメトロポリタン・オペラに所属して人気を集めた。50年代が「黄金のトランペット」と称された彼の声と芸術の絶頂期で、とくに『オテロ』『アンドレア・シェニエ』『道化師』を当り役とした。59年(昭和34)、61年のイタリア歌劇団公演にもこれらの役で参加し、日本の観客を圧倒した。63年12月、自動車事故で重傷を負い、カムバックはしたが出演は減り、75年ごろまで活動を続け、ベネチアに没した。
[美山良夫]
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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