改訂新版 世界大百科事典 「デメトリオス」の意味・わかりやすい解説
デメトリオス(ファレロンの)
Dēmētrios
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…そして現代に至るまで種々の翻訳や改作が行われ,また類似の物語(J.deラ・フォンテーヌの《寓話》など)が生み出されて,老若を問わず親しまれている。
[ギリシア語版]
《イソップ物語》の最初の集大成はファレロンのデメトリオスによってなされたと3世紀の伝記作者ディオゲネス・ラエルティオスは伝えている。散文体であったらしいが伝存しない。…
…口頭による教授討論だけによるのではなく書字記録を活用する文化は,ギリシアでは前5世紀ごろにはじまっていたと考えられ,哲学者のうち最初の個人文庫をもったのは,アテナイに学園リュケイオンを開いたアリストテレスである。興味あることに,かつてアリストテレスに学んだことのあるアレクサンドロス大王のつくったエジプトのアレクサンドリアの町に,図書館づくりをプトレマイオス1世に進言したのは,アリストテレスの学友テオフラストスの弟子であるファレロンのデメトリオスであった。デメトリオスは,アリストテレスの文庫をモデルに,いやしくも国王の威光と名声を後世に残すには,図書館と博物館を建設するにしくはないと王に奏上したと伝えられる。…
※「デメトリオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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