デビッド・パッカード(読み)でびっどぱっかーど

ASCII.jpデジタル用語辞典 「デビッド・パッカード」の解説

デビッド・パッカード

米Hewlett-Packard社の共同創設者の1人。1939年、ウィリアム・ヒューレット氏と共にカリフォルニア州パロアルトにある車のガレージで事業を始め、人間性重視の経営で米Hewlett-Packard社を世界有数の大企業に育て上げた。1964年に同社の会長兼CEO(最高経営責任者)に就任。1969年から1971年までは会社を離れ、第1次ニクソン政権の下で、米国国防総省次官としての任務を果たす。その後、1972年に再び会長に就任し、1993年に引退している。ウィリアム・ヒューレット氏と共に、同社の経営の中で、数々の革新的な人事管理や経営手法を取り入れ、「人を信頼する」ことを基本においたフレックスタイム、権限委譲、目標管理などの経営哲学とスタイルは、「HPウェイ」と呼ばれ、その後の多くの企業に大きな影響を与えている。

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