テッシン(大)(読み)テッシン[だい](英語表記)Tessin, Nicodemus, the Elder

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「テッシン(大)」の意味・わかりやすい解説

テッシン(大)
テッシン[だい]
Tessin, Nicodemus, the Elder

[生]1615.12.7. ポメラニア,シュトラルズント
[没]1681.5.24. ストックホルム
スウェーデンのバロック建築家。「大テッシン」と呼ばれる。ストックホルムで建築家として活動し,1646年王室建築家となり,51~52年にヨーロッパ各国に遊学カルマル大聖堂 (1660起工) ,ストックホルム近郊のドロットニングホルム宮殿 (62起工) ,エーテボリ市庁舎 (70起工) ,ストックホルムのリッダルホルム聖堂付属の霊廟 (71設計) を建てた。 61年以来ストックホルム市の主任建築家でもあり,74年に貴族に列せられた。

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