テオドシウス[2世](読み)テオドシウス

百科事典マイペディア 「テオドシウス[2世]」の意味・わかりやすい解説

テオドシウス[2世]【テオドシウス】

東ローマ皇帝(在位408年―450年)。アルカディウスの子。幼少にして即位実権は姉と妃にゆだね,フン族の侵入賠償金により宥和(ゆうわ)し,平和を守った。自ら文筆親しみ,ローマ後期の法を集大成し〈テオドシウス法典〉(438年)を作った。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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