ティワー(読み)てぃわー

世界大百科事典(旧版)内のティワーの言及

【洗骨】より

…これに朝鮮南部に散発的に見られる改葬の制度,中国南部から東南アジア大陸部にかけての多くの少数民族の葬法,さらに中国古代の葬礼から推定される複葬の存在(葬という語は本来二次葬を意味していたらしい)を加えると,この葬制が太平洋を取り巻く地帯で一般的に行われていたものであることが知られる。 民族誌のうえで最もよく知られている洗骨・複葬の例は,南ボルネオに住むヌガジュ・ダヤク族のもとでのティワーと呼ばれる葬儀である。この葬儀は普通,人の死後数年たってから行われる。…

※「ティワー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」