ティセリウス法(読み)てぃせりうすほう

世界大百科事典(旧版)内のティセリウス法の言及

【電気泳動】より

…前者は試料を泳動させて分離したゾーンとして検出する方法で,ろ紙電気泳動法が広く用いられている。後者はティセリウス法とよばれ,U字形セル内に試料と溶媒を入れ,その境界面の通電による移動を適当な光学系で観察して泳動図を得て分析する方法である。(3)電着への応用 水溶性樹脂(アクリル樹脂など)に顔料を混じた塗料を15%以下の濃度でコロイド粒子として水中に分散させ,被塗物と塗料槽の間に40~270Vの直流電圧を与えると,コロイド粒子は被塗物に向かって電気泳動し,ここに達すると電荷を失って,被塗物表面に連続して被膜を形成する。…

※「ティセリウス法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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