チン小帯(読み)チンショウタイ

デジタル大辞泉 「チン小帯」の意味・読み・例文・類語

チン‐しょうたい〔‐セウタイ〕【チン小帯】

毛様体小帯のこと。18世紀に眼に関する最初の解剖学書を著したドイツの解剖学者・植物学者ツィンの名に由来

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のチン小帯の言及

【ぶどう膜(葡萄膜)】より

…眼球の外側からは見えず,検査のときは特殊なコンタクトレンズを用いる。毛様体の表面には房水aqueous humor(角膜からチン小帯までの空間を満たす液体)の分泌機能があり,さらにチン小帯Zinn’s zonuleという水晶体を懸架する繊維組織が付着する。内部の筋肉は縦走筋と輪状筋があり,主として眼底像のピント合せ,すなわち調節作用を行う。…

※「チン小帯」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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