チロル帽(読み)チロルぼう

精選版 日本国語大辞典 「チロル帽」の意味・読み・例文・類語

チロル‐ぼう【チロル帽】

先生への通信(1910‐11)〈寺田寅彦〉「チロル帽の老人が」

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デジタル大辞泉 「チロル帽」の意味・読み・例文・類語

チロル‐ぼう【チロル帽】

チロリアンハット

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百科事典マイペディア 「チロル帽」の意味・わかりやすい解説

チロル帽【チロルぼう】

チロル地方特有の,茶色または緑色フェルト帽子で,ブリム(つば)が狭く,細いひものバンド付き,羽根を飾る。登山帽として広く使用されている。
→関連項目チロル

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世界大百科事典(旧版)内のチロル帽の言及

【チロル】より

…チロルの人々は造形芸術にすぐれ,アルプス・ゴシック文化を造出するとともに,多くの山岳画家,農民芝居や農民文学も生んでいる。服装面でも鳥の羽やカモシカの髯の小束をつけたチロル帽,革の半ズボン,女性のディルンドルDirndlは有名である。 州都インスブルックはイン川に臨み,北にカルウェンデル山脈のハーフェレカーHafelekar山(2334m)が聳立(しようりつ)する,森に囲まれた中世以来の古都であり,チロル州の政治,経済,文化の中心地であり,観光地としても知られ,また冬季オリンピックの開催地でも有名である。…

※「チロル帽」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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