チョゴリザ[山](読み)チョゴリザ

百科事典マイペディア 「チョゴリザ[山]」の意味・わかりやすい解説

チョゴリザ[山]【チョゴリザ】

カラコルム山脈中の高峰。別名ブライドピーク花嫁の峰)。南西峰と北東峰(7654m)からなり,北東峰には1958年桑原武夫を隊長とする京大隊が初登頂。

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世界大百科事典 第2版 「チョゴリザ[山]」の意味・わかりやすい解説

チョゴリザ[山]【Chogolisa】

カラコルム山脈の中央部,バルトロ氷河の南側に東西につらなるマッシャーブルム山脈に属する秀麗な雪峰で,〈ブライド・ピークBride Peak(花嫁の峰)〉と命名されていた。頂上は屋根形で約1km離れて北東峰(7654m)と南西峰(7665m)があるが,正確な標高は未決定である。1909年イタリアのK2登山隊が試登し,57年にファルチャン・カンリに初登頂したオーストリア隊が試登,7100m付近でH.ブールが滑落死した。

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