チューリヒ一致信条(読み)チューリヒいっちしんじょう(英語表記)Zürich Consensus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チューリヒ一致信条」の意味・わかりやすい解説

チューリヒ一致信条
チューリヒいっちしんじょう
Zürich Consensus

ラテン語では Consensus Tigurinus。 1549年5月,フランス語系スイス新教徒を代表する J.カルバンと G.ファレルおよびドイツ語系スイス新教徒を代表し,かつチューリヒにおけるツウィングリ後継者である H.ブリンガーの間で協定に達した信仰告白文。 26ヵ条から成り主として聖餐における化体説共在説を批判し,全改革派教会に支持された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android