チャンフー・ダロ遺跡(読み)チャンフー・ダロいせき(英語表記)Chanhu-daro

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンフー・ダロ遺跡」の意味・わかりやすい解説

チャンフー・ダロ遺跡
チャンフー・ダロいせき
Chanhu-daro

パキスタンのインダス川東岸,モヘンジョ・ダロの南 129kmにあるインダス文明の町邑,村落遺跡。 1935~36年アメリカの E.マッケーが調査。上層ジャンガル文化,次いでジュカール文化,最下層ハラッパー文化の層が認められた。城塞は発見されていないが,計画的につくられた街路,暗渠 (あんきょ) ,日干し煉瓦家屋手工業の工作場跡などが見出された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android