チャモロ[家](読み)チャモロ

百科事典マイペディア 「チャモロ[家]」の意味・わかりやすい解説

チャモロ[家]【チャモロ】

ニカラグアで多くの政治家・軍人を輩出した家系。同国に電信,鉄道を初めて導入し,教育を振興したP.D.チャモロ(在任1875年―1879年),1916年に米国に運河建設と海軍基地設置の権利を与えるブライアン・チャモロ条約を締結したE.チャモロ(在任1917年―1921年),その叔父D.M.チャモロ(在任1921年―1923年)などの大統領を生んでいる。1978年ソモサ政権の手で暗殺されたホアキン・チャモロは《プレンサ》紙の社主・編集長で,民主解放連合(UDEL)を率いてソモサ批判を展開していた。1990年の大統領選挙でサンディニスタに勝利したチャモロ女史は彼の未亡人。→ソモサ[家]/サンディニスタ運動

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