ダンナバ(読み)だんなば

世界大百科事典(旧版)内のダンナバの言及

【得意】より

…これらの得意先は,行商人によって固定している場合が多く,母から娘へ,あるいは姑から嫁へ引き継がれ,数代にわたってその関係を維持してきたものも多い。 この売手―買手の関係を示すことばとして,東北のケヤク,ダンカ,能登のダンナバ,四国のコメビツやウリツケ,九州のイリツケ,イトコなどが報告されており,それぞれの行商人にとっては,財産として考えられ,他の行商人たちは,これを侵さないようにした。販女(ひさぎめ)【高桑 守史】。…

※「ダンナバ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」