ダンガリー(英語表記)Dhangarhi

精選版 日本国語大辞典 「ダンガリー」の意味・読み・例文・類語

ダンガリー

〘名〙 (dungaree インドのダンガリーでつくったところから) デニム一種。現在は縦糸に晒し糸、横糸に染め糸を用いる点が、デニムと逆。作業衣、遊び着用。〔万国新語大辞典(1935)〕

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デジタル大辞泉 「ダンガリー」の意味・読み・例文・類語

ダンガリー(dungaree)

デニムの一種。デニムとは逆に、横糸に濃紺などの染め糸を用い、縦糸に漂白した糸を用いたもの。作業衣、遊び着などにする。もと、インド産粗製の綿服地。→デニム

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダンガリー」の意味・わかりやすい解説

ダンガリー
Dhangarhi

ネパール西部,セチ地方の行政中心地で,ヒマラヤ山脈南麓の町。インドの鉄道終着の町ガゥリファンタと国境で接する。ネパール西部山地マハカリ地方ダンデルドゥラ町に通じる自動車道の始点になっている。米,ジュート,ジャガイモなどを産する。人口約 3000。

ダンガリー
dungaree

経に未ざらし糸,緯に藍染などの染糸を使った織物。デニムに似た織物だが,未ざらし糸と染糸の使い方が逆になる。シャツ,パンツやカジュアルな服に用いられる。

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