ダイトゥ(読み)だいとぅ

世界大百科事典(旧版)内のダイトゥの言及

【大都】より

…都市文化の発達も著しく,雑劇,雑技,語り物など庶民の娯楽・芸能は大都の盛場でにぎわい,かつての南宋の杭州の繁盛に比肩するものがあった。さらにまたマルコ・ポーロ,オドリコ,イブン・バットゥータらの旅行家のみならず,諸国の外交使節,宣教師,商人など多くの外国人が往来・逗留した大都は,中国語の発音によって〈ダイトゥ〉,〈カーンバリク〉(〈ハーンの都〉を意味するが,もともとは金の故城を指していった)の名で西方に喧伝された,世界に冠たる国際都市でもあった。北京【杉山 正明】【編集部】。…

※「ダイトゥ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」