ダイコクネズミ(読み)だいこくねずみ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ダイコクネズミ」の意味・わかりやすい解説

ダイコクネズミ
だいこくねずみ / 大黒鼠
[学] Rattus norvegicus

哺乳(ほにゅう)綱齧歯(げっし)目ネズミ科の動物ドブネズミ実験動物としたラット別名全身白色のものが多く、奈良時代より白色のネズミは吉兆と喜ばれ、家に福をもたらす大黒天使いと信じられたことから、この名がつけられた。

[土屋公幸]

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百科事典マイペディア 「ダイコクネズミ」の意味・わかりやすい解説

ダイコクネズミ

シロネズミ,ラットとも。齧歯(げっし)目ネズミ科の哺乳(ほにゅう)類。体長23cm,尾19cmほど。ドブネズミを畜養したもので,広く実験用に飼育される。全身純白で,虹彩(こうさい)が赤いもののほか,白地に褐〜黒色の斑があるものもある。性質は温和で飼育も容易。妊娠期間24日。
→関連項目ネズミ(鼠)

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改訂新版 世界大百科事典 「ダイコクネズミ」の意味・わかりやすい解説

ダイコクネズミ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダイコクネズミ」の意味・わかりやすい解説

ダイコクネズミ

ドブネズミ」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のダイコクネズミの言及

【ドブネズミ(溝鼠)】より

…寿命は飼育下で4年の記録がある。なお,本種の白化型(アルビノ)を家畜化したものはラット(ラッテ),あるいはダイコクネズミと呼ばれ,医学や生物学の実験動物として重要である。【今泉 忠明】。…

※「ダイコクネズミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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