タンポン

精選版 日本国語大辞典 「タンポン」の意味・読み・例文・類語

タンポン

〘名〙 (tampon)
鼻腔、膣、傷口に入れて止血分泌物吸収などの目的で使用される、ガーゼや綿を棒状または球状にかためたもの。綿球止血栓
木管楽器の管側孔の空気もれを防ぐため、金属のふたにつけるフェルト

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デジタル大辞泉 「タンポン」の意味・読み・例文・類語

タンポン(〈ドイツ〉Tampon)

脱脂綿やガーゼを丸めて、薬剤をつけて局所に当てたり詰めたりして止血や分泌物の吸収に用いるもの。綿球。止血栓。

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百科事典マイペディア 「タンポン」の意味・わかりやすい解説

タンポン

創腔,鼻腔,腟(ちつ),膿瘍(のうよう)腔などにつめこんで,圧迫止血や分泌物吸収をはかるもの。ガーゼ,脱脂綿,スポンジなどが使用される。
→関連項目吐血

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世界大百科事典(旧版)内のタンポンの言及

【生理用品】より

…月経時に経血が漏れないよう用いるナプキンnapkinやタンポンtampon,またナプキンを支える下ばき(生理帯)の類をいう。ナプキンは局部にあてて用いるもので,おもにパルプとレーヨンからつくられ,不織布の表面材,経血を吸収する吸収材,水分をはじいて外に漏れないようにする防漏(ぼうろう)材から成る。…

※「タンポン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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