タンサン夫人(読み)タンサンふじん(英語表記)Tencin, Claudine-Alexandrine Guérin, marquise de

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タンサン夫人」の意味・わかりやすい解説

タンサン夫人
タンサンふじん
Tencin, Claudine-Alexandrine Guérin, marquise de

[生]1682.4.27. グルノーブル
[没]1749.12.4. パリ
フランスの女流作家ダランベールの母。文学サロン主催者主著『コマンジュ伯爵回想録』 Mémoires du comte de Comminges (1735) など。

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367日誕生日大事典 「タンサン夫人」の解説

タンサン夫人

生年月日:1682年4月27日
フランスのルイ15世時代の貴婦人,作家
1749年没

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世界大百科事典(旧版)内のタンサン夫人の言及

【サロン】より

…それは新思想の温床であり,政治・宗教の批判,科学上の新発見などが話題の中心となる。アンビル元帥夫人やエギュイヨン夫人のサロン,ブフレール夫人を中心としたル・タンプルのサロン,オペラ上演の日に開かれたパレ・ロアイヤルのサロンなども思想家,政治家を集めたが,文学的にはタンサン夫人marquise de Tencin(1682‐1749。ダランベールの母),デファン夫人(ルソー以前の古典派を代表する),レスピナス嬢(デファン夫人の下から分離独立して客をさらった,前期ロマン派の代表),ジョフラン夫人Mme.Geoffrin(1699‐1777。…

※「タンサン夫人」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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