タブララサ

デジタル大辞泉 「タブララサ」の意味・読み・例文・類語

タブラ‐ラサ(〈ラテン〉tabula rasa)

《何も書かれていない書板の意》ロック認識論での用語。生まれながらの人間の心には白紙のように生得観念はないという主張のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「タブララサ」の意味・読み・例文・類語

タブラ‐ラサ

〘名〙 (tabula rāsa 文字の書いてない書き板の意) ロックがデカルトの生得観念に反対して、人間の心は生まれたとき全白紙の状態であり、経験からの印象により知識が成立すると主張した際に用いたことば。

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