タハテ-スレマーン(読み)タハテスレマーン

世界遺産詳解 「タハテ-スレマーン」の解説

タハテスレマーン【タハテ-スレマーン】

2003年に登録された世界遺産(文化遺産)で、イラン北西部、西アゼルバイジャン地方タカブ村北東に位置する、ササン朝ペルシア、イル・ハーン国時代の遺跡。タハテ・スレマーンは、「ソロモン王座」という意味。ササン朝ペルシア時代の「アザル・ゴシュナスブ」の祭壇は、ゾロアスター教拝火教)のおもな寺院なか唯一現存するものである。人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はTakht-e Soleyman

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android