タイ・こけ・みずごけ(漢字)

普及版 字通 の解説


9画

(異体字)
12画

[字音] タイ
[字訓] こけ・みずごけ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は台(たい)。〔説文〕一下に正字をに作り、「水衣なり」とあり、治(ち)声とする。衣の石にあるものを石濡、瓦にあるものを屋遊、瓦牆にあるものを垣衣、地にあるものを地衣、その密生したものをという。国語では(こけむしろ)といい、〔万葉集〕にみえる。

[訓義]
1. こけ、みずごけ。

[古辞書の訓]
和名抄 水衣なり、古介(こけ)〔名義抄 コケノリ・ミノリ・ミル/水 カハナ/紫 スムノリ・ムラサキノリ

[熟語]

[下接語]
・海・寒・旧・錦・古・香・春・浄・新・水・翠・青・砌・石・践・蒼・点・碧・緑

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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