タイラント

デジタル大辞泉 「タイラント」の意味・読み・例文・類語

タイラント(tyrant)

暴君。圧制者。専制君主
船長は、全く、始末にいかぬ―であった」〈葉山海に生くる人々
古代ギリシャの僣主せんしゅ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「タイラント」の意味・読み・例文・類語

タイラント

〘名〙 (tyrant)
① 古代ギリシアの僭主
② 暴君。圧制者。また、家庭などで勝手気ままにふるまう人のたとえ。
※彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉須永の話「大いに此小さな暴君(タイラント)を羨ましがってゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉プラス 「タイラント」の解説

タイラント

円谷プロダクションによる特撮ドラマシリーズ「ウルトラシリーズ」に登場する怪獣。暴君怪獣。初登場作品は『ウルトラマンタロウ』。身長62メートル、体重5万7千トン。ウルトラ兄弟によって倒された怪獣たちの怨念が集まって海王星で誕生した凶暴な怪獣。

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

改訂新版 世界大百科事典 「タイラント」の意味・わかりやすい解説

タイラント
tyrant

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

山川 世界史小辞典 改訂新版 「タイラント」の解説

タイラント

僭主(せんしゅ)

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タイラント」の意味・わかりやすい解説

タイラント
たいらんと

僭主

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のタイラントの言及

【僭主】より

…前7世紀の後半から前5世紀の前半にかけて,ギリシアの多くのポリスに現れた独裁的な支配者の総称。英語のタイラントtyrantはこれに由来する。彼らはほとんどが貴族の家柄であったが,貴族政の乱れに乗じてこれを倒し,非合法な独裁政を打ちたてた。…

※「タイラント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android