タイヤを補強し,その膨れを防ぐために用いる,よられたコード.ゴムコンパウンドと併用する.タイヤコードには,古くは綿糸から製造した綿タイヤコードが用いられたが,現在では,ナイロン66,ナイロン6,強力レーヨン,ポリエステル,スチール,ガラス,ビニロンなどが用いられている.わが国ではナイロン6が主流を占めている.タイヤコードに要求されるおもな性能は,
(1)強度が大きい,
(2)走行による発熱が少ない,
(3)熱劣化が少ない,
(4)耐疲労性が大きい,
(5)寸法安定性がよい,
などかなりきびしい条件が要求される.耐熱,寸法安定性の面から,スチールコード,ガラス繊維コードがしだいに進出する傾向にある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新