タイゼン(読み)たいぜん(英語表記)Tizen

デジタル大辞泉 「タイゼン」の意味・読み・例文・類語

タイゼン(Tizen)

スマートホンタブレット型端末などのモバイル端末向けのオペレーティングシステムLinuxベースに、非営利組織タイゼンアソシエーションにより開発。2012年1月、初代バージョンが公開された。オープンソースのため、通信事業者による独自の改良が容易となっている。ティゼン

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知恵蔵mini 「タイゼン」の解説

タイゼン

非営利団体リナックスファウンデーションによるプロジェクトで、タイゼン・アソシエーションが推進しているリナックス・ベースのモバイル向けOSおよびソフトウェアプラットフォーム。オープンソースのプラットフォームで、スマートフォン、タブレット、テレビ、ネットブック、車載端末などでの利用が想定されている。オープンソースということから、独自の機能やサービスを追加しやすい点が特徴。タイゼン・アソシエーションには、インテルサムスンを中心に、世界各国の携帯電話事業者が参画しており、日本では、NTTドコモ、メーカーであるNECパナソニックが参画している。2013年6月24日、携帯電話向けソフト開発・技術支援が主力の日本のIT関連企業・システナが国内初のタイゼンOSベースの10.1インチのタブレット端末を開発したことを発表した。

(2013-6-28)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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