ゾンカ語(読み)ゾンカご

デジタル大辞泉 「ゾンカ語」の意味・読み・例文・類語

ゾンカ-ご【ゾンカ語】

シナ‐チベット諸語のに属する言語ブータンで使われる。「ゾン」は城砦、「カ」は言語の意のため、「ゾンカ語」は重言となる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のゾンカ語の言及

【チベット語】より

…中華人民共和国のチベット(西蔵)自治区(主都ラサ),青海省,四川省西部,甘粛省南部,雲南省北部,およびブータン,ネパール,インドのヒマラヤ地帯に分布するチベット族の言語。チベット語(ラサ方言)ではプケェbod skad(ローマ字は原則としてチベット文字によるつづりのローマ字転写)という。プゥbodは〈チベット〉,ケェskadは〈言語〉の意。パキスタンのカシミール地区,バルーチスターン地方のバルティーBalti語もチベット語の方言と認められる。…

【ブータン】より

…正式名称=ブータンDruk Yul∥Kingdom of Bhutan面積=4万7000km2人口(1991)=84万人首都=ティンプーThimphu(日本との時差=-3時間)主要言語=ゾンカ語通貨=ニュートラムNgultrumインド亜大陸北東端,ヒマラヤ山脈中の王国。国名はサンスクリットの〈ボータンタ〉すなわち〈チベットの端〉に由来するといわれる。…

※「ゾンカ語」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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