ソモサ・ガルシア
そもさがるしあ
Anastasio Somoza García
(1896―1956)
ニカラグアの政治家。サン・マルコスの生まれ。1926年の自由党の反乱に参加し、1932年にはアメリカ政府が設置した国家警備隊の長官となり、1936年にクーデターで政府を倒し、翌1937年大統領に就任(~1947)。その後ふたたび大統領となったが(1950~1956)、大統領の地位につかなかった期間も国家警備隊を権力の基盤として実権を握っていた。「ソモサ王朝」とよばれる一族による強大な権力を築き、アメリカ政府に忠実な独裁者として君臨した。1956年暗殺された。
[加茂雄三]
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ソモサ・ガルシア
Somoza García, Anastasio
[生]1896.2.1. サンマルコス
[没]1956.9.29. パナマ,アンコン
ニカラグアの軍人,政治家。 J.サカサ政権期の国家警察軍長官を経て,1937年大統領に就任。親アメリカ政策をとり 20年間ニカラグアを独裁的に支配したが,56年暗殺された。その後もソモサ一族の事実上の独裁が 79年の内戦まで続いた。
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