ソフィー マルソー(英語表記)Sophie Marceau

現代外国人名録2016 「ソフィー マルソー」の解説

ソフィー マルソー
Sophie Marceau

職業・肩書
女優

国籍
フランス

生年月日
1966年11月17日

出生地
パリ

別名
筆名=Maupu,Sophie Danièle Sylvie

学歴
フロラン演劇学校

受賞
セザール賞新人賞〔1984年〕,マドリード国際映画祭主演女優賞〔1985年〕「狂気の愛」,モントリオール世界映画祭最優秀監督賞〔2002年〕「聞かせてよ、愛の言葉を」

経歴
子供の頃は身障児教育に従事することを夢みていた。1980年13歳の時、700名の応募者の中から「ラ・ブーム」の主役に選ばれ、映画の大ヒットとともにアイドルスターになる。フランス映画界の期待を受け、フロラン演劇学校で演技の基礎を学び、本格的に女優の道を開始。’84年大作「フォート・サガン」では人妻から一児の母となるヒロインを意欲的に演じて着実な成長ぶりを示し、’85年アンジェイ・ズラウスキー監督の「狂気の愛」では大胆なヌードを披露してアイドルのイメージを一新した。以後、女優らしい風格、強さも身につけフランスを代表する女優となる。’90年代に入ると英語をマスターして米国ハリウッドに進出、「ブレイブハート」(’95年)、「アンナ・カレーニナ」(’97年)などで国際女優としての地位を確立した。他の出演作に、「ラ・ブーム2」(’82年)、「恋にくちづけ」(’84年)、「デサント・オ・ザンファー 地獄に堕ちて」(’86年)、「パシフィック通り」(’89年)、「愛のめぐりあい」(’95年)、「女優マルキーズ」(’97年)、「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」(’98年)、「真夏の夜の夢」(’99年)、「女写真家ソフィー」(2000年)、「ルーヴルの怪人」(2001年)、「あなたにも書ける恋愛小説」(2003年)、「アントニー・ジマー」(2005年)、「暗闇の女たち」(2006年)、「ダブルフェイス 秘めた女」(2009年)など。1995年「L’Aube á l’envers」では監督・脚本を務めた。2002年監督作品「聞かせてよ、愛の言葉を」がモントリオール世界映画祭で最優秀監督賞を受賞。他の監督作に「過去から来た女」(脚本・主演も,2006年)など。私生活では、アンジェイ・ズラウスキー監督との間に長男をもうけ、別れた後、映画プロデューサーとの間に長女をもうける。1996年半自伝的小説「うそをつく女」を出版病気の子供を支援する団体の後援者でもある。’82年以降度々来日。2008年フランス映画祭団長として来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「ソフィー マルソー」の解説

ソフィー マルソー
Sophie Marceau


1966.11.17 -
女優。
パリ生まれ。
13歳の時クロード・ビノトー監督作品「ラ・ブーム」の主役でデビュー。パリをはじめ、日本でも大ヒットしアイドル・スターとなる。1982年「ラ・ブーム2」もヒットし’83年セザール新人賞を獲得。その後演技の基礎をフロラン演劇学校で学ぶ。’84年ドストエフスキーの「白痴」を翻訳した「狂気の愛」のヒロインでマドリード国際映画祭主演女優賞を獲得。その後ジャン‐ポール・ベルモント、カトリーヌ・ドヌーヴなどとも共演。親しみやすい東洋的なマスクで日本にもファンを集め、テレビ・コマーシャルでも活躍。’82年初来日。他の作品に「恋にくちづけ」(’84年)等。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「ソフィー マルソー」の解説

ソフィー マルソー

生年月日:1966年11月17日
フランスの女優

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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