ソニー スティット(英語表記)Sonny Stitt

20世紀西洋人名事典 「ソニー スティット」の解説

ソニー スティット
Sonny Stitt


1924.2.2 - 1982.7.22
米国のサックス奏者。
マサチューセッツ州ボストン生まれ。
別名Edward(Sonny) Stitt。
7歳でピアノを習い、後にクラリネットを吹き、デトロイトやニューアーク周辺で演奏する。1946年ディジー・ガレスピーのバンドに加わり、’47年度エスクワイア誌のアルト部門のニュー・スターに選ばれた。’50年ジーン・アモンズと2テナー・コンボをつくり、「ブルース・アップ・アンド・ダウン」がヒットし、ガレスピー楽団やJATP、マイルス・デイビスのグループにも参加する。’60年代末には自己のグループを中心に活躍し、’71年来日するが麻薬前歴のため空港で足止めされる。バップ時代の優れたアルト・テナー奏者の一人である。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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