ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソデグロヅル」の意味・わかりやすい解説
ソデグロヅル
Grus leucogeranus; Siberian crane
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鳥綱ツル目ツル科の鳥。希少なツル類の一つ。野生のソデグロヅルの個体数は、世界で約3000羽(2006年現在)と推定されている。全長約140センチメートル。全身白色で、初列風切(かざきり)と初列雨覆(あまおおい)だけ黒く、額、頭上、顔の前半部は赤い皮膚が裸出する。シベリア北西部のオビ川下流域と北東部のインジギルカ川下流域で繁殖し、冬期はカスピ海沿岸、インド北部、中国などで越冬する。日本には迷鳥としてごくまれに渡来する。この種の巣は、1960年に初めてツンドラの湿地で発見された。食物はおもに植物質で、とくに水草の根、茎を好むが、夏期にはレミングやネズミもかなり食べるといわれる。
[森岡弘之]
…熱帯や南半球のものは留鳥だが,北半球の高緯度地方で繁殖する種は,冬季南へ渡って越冬する。日本では,タンチョウ(イラスト)が北海道に留鳥としてすみ,マナヅル(イラスト),ナベヅル(イラスト),クロヅル,カナダヅル(イラスト),アネハヅル,ソデグロヅルの6種が冬鳥または迷鳥として渡来している。 全長70~150cm。…
※「ソデグロヅル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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