ソコベニヒルガオ(読み)そこべにひるがお

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ソコベニヒルガオ」の意味・わかりやすい解説

ソコベニヒルガオ
そこべにひるがお / 底紅昼顔
[学] Ipomoea littoralis Blume
Ipomoea gracilis R.Br.

ヒルガオ科(APG分類:ヒルガオ科)の多年生つる草。全体に毛はない。葉は円状心臓形で先端はとがり、長さ2~6センチメートル。花冠は淡紫色漏斗(ろうと)状で径3~4センチメートル。花筒の底に向かうにつれて濃紅紫色になるのでこの名がある。沖縄、小笠原(おがさわら)、および台湾、熱帯アジア、ポリネシアに分布する。

[島袋敬一 2021年6月21日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android