ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゼラフシャン川」の意味・わかりやすい解説
ゼラフシャン川
ゼラフシャンがわ
reka Zeravshan
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ウズベキスタン共和国南部とタジキスタン共和国北部にまたがる川。パミール高原のゼラフシャン氷河より流れ出て西流し、キジルクム砂漠南部で消滅する。長さ780キロメートル、流域面積1万2300平方キロメートル。北方への灌漑(かんがい)用分水は、チャルダラ湖の西に一大塩湖アイダルクリАйдаркуль/Aydarkul'湖を形成している。流域には数多くのオアシス都市がみられ、サマルカンド、ブハラなどが有名。紀元前6世紀ごろより、アジア内陸地域の貿易拠点として物資の交流が活発に行われた。
[小宮山武治]
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