ゼッケン

精選版 日本国語大辞典 「ゼッケン」の意味・読み・例文・類語

ゼッケン

〘名〙 (Decke)
① 馬の背にしく布。
真理の春(1930)〈細田民樹〉ひるしぼむ花「ちょこなんと赤いぜっけんの上にまたがって」
② (①の意からか) スキースケート陸上競技で選手が胸や背につける番号を書いた布。また、その番号。番号札
[補注]②については、一説に、スカンジナビア地方で牛馬を放牧する際、その首に所有者の名や番号を付した金属の札をさげたものをゼッケンと称し、これが放牧地付近でスキーを行なうスキーヤーの番号布の呼び名となり、スケート、陸上競技にも使われるようになったともいう。

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デジタル大辞泉 「ゼッケン」の意味・読み・例文・類語

ゼッケン

《〈ドイツ〉Decke馬の背にしく毛布からといわれる》競技者や競走馬などが、胸や背などにつける、番号を書いた布。また、その番号。ナンバーカード
[類語]ラベルレッテル荷札名札貼り札貼り紙付箋鑑札伝票証票証紙割り符ステッカーシールワッペンカードタグネームプレート

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