セン・あたらしい(漢字)

普及版 字通 の解説


33画

[字音] セン
[字訓] あたらしい

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 会意
三魚に従う。〔説文十一下に「新魚のなり。三魚に從ふ。變らざる魚なり」とあり、〔段注〕に(精)とはで、五侯(よせ鍋)であるという。三羊を(せん)といい、羊臭の意。三魚をといい、鮮の初文。はまた鮮に作る。魚臭をいう字。肉には腥(せい)という。鮮少の意は(尠)(せん)と通用の義。

[訓義]
1. あたらしい、なまうお、なまもの。
2. 字また鮮に作り、すくない。

[古辞書の訓]
名義抄 ヒラク・アザヤカナリ 〔字鏡 アザヤカナリ・ナマス 〔字鏡集 ヒラク・アザヤカナリ・コイヲ・スクナシ

[熟語]

[下接語]
・烹

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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