セント・ジョージズ(読み)セントジョージズ

百科事典マイペディア 「セント・ジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セント・ジョージズ

カリブ海南東部の島国グレナダ首都。同国の主島グレナダ島の南西岸に位置する。1650年にフランス植民地として建設され,当初フォール・ロアイヤルと呼ばれていた。また1885年から1958年までは,イギリス領ウィンドワード諸島主都であった。水深の深い良港をもち,カカオナツメグバナナなどを輸出する。市街付近海岸景色が美しく,観光地としても知られている。人口3万6823人(2011)。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「セント・ジョージズ」の意味・わかりやすい解説

セント・ジョージズ
せんとじょーじず
Saint George's

カリブ海東部、ウィンドワード諸島にあるグレナダの首都。人口3万5559(2001)。グレナダ島の南西部に位置し、天然の良港を抱いている。この港から、グレナダの主要産物であるカカオ、バナナ、ニクズクを輸出する。また、近くには美しい海と砂浜があり、観光客誘致に力を入れている。

[菅野峰明]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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