センシゴケ(読み)せんしごけ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「センシゴケ」の意味・わかりやすい解説

センシゴケ
せんしごけ
[学] Menegazzia terebrata (Hoffm.) Mass.

地衣類ウメノキゴケ科の1種。平地から山地樹皮に生え、地衣体は直径20センチメートルくらいの類円形に広がって生える葉状地衣。地衣体の裂片の中央部には円形の小さな孔(あな)が散在する。日本では北海道から九州にかけて分布し、ヨーロッパ北アメリカにもみられる。

[井上 浩]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android