セレン欠乏症

栄養・生化学辞典 「セレン欠乏症」の解説

セレン欠乏症

 微量必須元素セレンの欠乏症で,セレン単独で起こる症状としてはニワトリの膵線(繊)維症がある.多くの場合,ビタミンE欠乏との合併症であり,ラットの肝壊死,ヒツジ白筋病,ニワトリの浸出性素因症などがある.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

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