日本大百科全書(ニッポニカ) 「セラック(氷塔)」の意味・わかりやすい解説 セラック(氷塔)せらっくserac 氷河のクレバス(割れ目)によって囲まれた塔状の氷塊。氷塔ともいう。谷氷河がアイスフォールなどの勾配(こうばい)の急な所を通過するあたりでは、氷河の氷が引き伸ばされるために割れてたくさんのクレバスができ、氷河が多くの氷塊に分断されるためセラックができる。[小野有五][参照項目] | 氷河 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例