セブンスデー・アドベンティスト(英語表記)Seventhday Adventists

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

セブンスデー・アドベンティスト
Seventhday Adventists

再臨派一派キリスト再臨と至福千年の日付 (1844) に関する W.ミラー預言が成就しなかったのち,J.ベイツ,ホワイト夫妻らを中心に再臨切迫の信仰が続き,日曜日ではなく,旧約聖書による第7日目 (土曜日) を安息日として守ることが再臨を迎える準備となるとした。この派は 1855年ミシガン州に本部を設け,63年正式に教会として独立した。浸礼による成人洗礼を行い,医療事業に熱心で,菜食主義,禁煙運動などでもよく知られている。

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百科事典マイペディア の解説

セブンスデー・アドベンティスト

キリストの再臨が間近いと主張するアドベンティスト(再臨派)の一派。米国における再臨派の創始者W.ミラーの主張する再臨の年(1843年―1844年)が何事もなく過ぎたのち,1861年に結成された。土曜安息日の厳守,浸礼,禁酒禁煙,菜食主義などで知られ,日本には1896年に伝道病院学校を経営している。

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