セコム[株](読み)セコム

百科事典マイペディア 「セコム[株]」の意味・わかりやすい解説

セコム[株]【セコム】

1962年,日本初の警備会社〈日本警備保障〉として飯田亮設立。1983年セコムと社名を変更。警備サービス業最大手。センサー付き警備システムの賃貸,常駐警備,現金護送を行う。主力は機械警備で,契約先と通信回線で結び24時間監視するセントラライズドシステム契約が売上げの約4分の3を占める。個人,法人ともセキュリティに対する需要が増加し,最高益連続更新中。情報通信のソフト,在宅医療や健康関連のシステム開発も行う。1998年東洋火災海上保険を傘下におきセコム東洋損害保険と改称,損害保険にも参入。1999年には朝日建物を買収,マンションに警備や医療サービスを加えた賃貸を計画している。画像センサー組込み型オンラインシステムで法人需要が拡大。本社東京。2011年資本金663億円,2011年3月期売上高6638億円。売上構成(%)は,セキュリティ62,防災11,メディカル6,保険5,地理情報7,不動産4,情報通信他5。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

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