スー

精選版 日本国語大辞典 「スー」の意味・読み・例文・類語

スー

〘名〙 (sou) フランスの古い銅貨で二〇分の一フラン、五サンチームに当たる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「スー」の意味・読み・例文・類語

スー(Sioux)

アメリカ先住民の一部族。スー語族に属する諸部族全体をさすが、一般にはその中の最大部族ダコタをいう。北アメリカ中西部の平原に居住し、野牛狩猟生業とした。1860年以降、白人との抗争で激しい抵抗を示した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「スー」の意味・わかりやすい解説

スー

ダコタ族とも。アメリカ・インディアンの一部族。メキシコ以北でアルゴンキン系に次いで人口が多く(約5万人),スー語族中では最大の部族集団(もしくは連合)。ミシシッピ川西岸からアーカンソー州,ロッキー山脈沿いに,北はカナダのウィニペグ付近,東はサウス・カロライナおよびノース・カロライナ州,バージニア州分布。サン・ダンスなど典型的平原インディアンの文化をもつ。剛毅勇敢,しばしば白人と戦い,1876年にはカスター軍を全滅させ,1890年最後の反乱があった。
→関連項目ウーンデッド・ニー

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

日本大百科全書(ニッポニカ) 「スー」の意味・わかりやすい解説

スー
すー

ダコタ(民族)

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のスーの言及

【リーブル】より

…旧フランスの価格の単位。下位区分は,1リーブル=20スーsou(またはソルsol),1スー=12ドゥニエdenier。それぞれ,中世におけるラテン語の価格単位リブラlibra,ソリドゥスsolidus,デナリウスdenariusに対応する。…

※「スー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android