スーセントマリー(英語表記)Sault Sainte Marie

デジタル大辞泉 「スーセントマリー」の意味・読み・例文・類語

スー‐セントマリー(Sault Sainte Marie)

カナダオンタリオ州南部の都市スペリオル湖ヒューロン湖をつなぐセントマリー川沿いに位置し、米国ミシガン州同名の都市と相対する。交通要地であり河港をもつ。製鉄業製紙業が盛ん。
米国ミシガン州北部の都市。スーセントマリー川を挟んで、カナダのオンタリオ州の同名の都市と相対する。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「スーセントマリー」の意味・わかりやすい解説

スーセントマリー
Sault Sainte Marie

カナダ,オンタリオ州中央部の都市。スペリオル湖とヒューロン湖を結ぶスーセントマリー運河北岸に位置する。対岸アメリカ合衆国のミシガン州で,同名の都市がある。スードガストンと呼ばれていたが,1669年改称。セントメリーの早瀬の意。集落発達は,この早瀬をめぐる閘門,運河の発達と深いかかわりをもってきた。おもな産業製鉄,造船,パルプ工業。スーセントマリー運河の閘門がある。人口8万 1476 (1991) 。

スーセントマリー
Sault Sainte Marie

アメリカ合衆国,ミシガン州アッパーペニンシュラ (北部半島) 北東端の港市。カナダのオンタリオ州との境にあるスーセントマリー運河の南岸にあり,対岸のカナダの同名の市とは橋,鉄道で結ばれている。スペリオル湖とヒューロン湖を結び,セントローレンス水路要衝。 1668年フランスの探検家,宣教師マルケットが最初の植民地を開いた。初期の毛皮取引が衰えてから,鉱石輸送港として発展。人口1万 4689 (1990) 。

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